学生が使う”若者言葉”を理解しない頭カチカチ先生は損をしている

投稿日:2018年7月14日 更新日:

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僕が出会った先生でこんな方がいました。
「今の若もんは何でもかんでも言葉を省略して何を言ってるか分からない」

「今の若者は言葉が低俗すぎて会話ができない」

生徒の会話がまるで理解ができず、若者言葉を根っから否定するような言葉を生徒に投げかけていました。

先生先生!そんなこと言わないでください!
教師たるもの生徒のことを理解してあげるべきだと思います。
自分が気にくわないからといって勉強もせずに若者言葉を否定しては勿体無いです。

実は若者言葉は社会に影響を与えるほど影響力があります。

”やばたにえん”
という若者言葉が流行った直後に
”永谷園””ヤバい”と勘違いした投資家が株を売り、永谷園の株価が下がった話があります。
大企業の株価に影響を与えるほど”若者言葉”には力があります。

若者を中心に流行ってる言葉。いわゆる”若者言葉”ですがあなたはどの程度知っていますか?
知る価値もないと毛嫌いしていませんか?
そんな若者言葉に理解がない人は実は損しているかもしれません!

若者言葉とは?

黒板に書いた若者言葉を教える赤ちゃん

Photo by Ben White on Unsplash

若者言葉とは様々なバリエーションがあります。
一昔前で言う
”チョベリグ”(超ベリーグッドの略語)のように、ただ単に言葉を省略した若者言葉は今もあります。

・フロリダ風呂に入るから(電話などから)離脱する。の略
・ワンチャンワンチャンス。の略
・あーねあーなるほど。の略


などです。少しスタイリッシュになっていますね。
個人的には”あーね”のイントネーションが地方によって違うのが好きです。
僕は
”あ↑〜ね→”派です!

他にも

・バイブス→(言葉によらず伝わってくる)雰囲気のことを意味する英語。”ノリ”や”フィーリング”などと同じように使う。
・最&高最高の間にを入れることにより最高さを更に際立てる。つまり”最高を超えた最高”
・草生える→文字で”笑い”を表す” www”(ワールドワイドウェブではない)を使わず笑いを表現する方法。”w”が草に見えることに由来している。

のような一見分かりづらい若者言葉も存在しています。

若者言葉全開で会話すると以下のようになりますね。

『そま?ワンチャンやばたにえんじゃない?草生えるわ〜マジ最&高!あ、フロリダする〜』

みたいな〜って感じ〜!(これはちょっと古い)

若者言葉を理解しなくて損をする先生の実例

公式を指している女の子

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以前同じ職場にいた先生でこんな方がいました。

・若者言葉をとにかく否定
・若者言葉を生徒が話すと無視
・生徒と話すときに他の先生が若者言葉を使うと嫌味を言う
・若者言葉を否定する自分の意見を他の先生に押し付けて同調を誘う

単純に教師としてどうなんだっていう話は置いといて
この先生やはり生徒に不人気です。
できれば近寄りたくない人!と生徒にレッテルを貼られていました。

僕から見ると若者言葉を使う生徒は、
流行りに敏感で、その流行りをいち早く取り入れているだけなのです。

ビジネスの世界では流行りに敏感になり、様々なところにアンテナを張ることが大事です。
行動力も大事で、実践力も大事になります。

若者言葉を使う生徒たちは、最新のトレンドをキャッチする情報力に長けていて、
その情報を実践する行動力があります。

しかし、この先生はそういった面は見ずに”若者言葉を使う学生はダメだ”と決めつけているのです。

若者言葉を使ったからといってその生徒が不真面目という訳でもありません。
先生の授業を聞かないということもないでしょう。

大人になったときに正しい日本語を使わせたい気持ちもわかります。
普段から使う言葉を矯正したい気持ちもわかるのですが、信頼感のない先生からの指導は生徒の響きませんし
生徒も然るべき場所ではしっかりとした言葉遣いで話している場合が多いです。

実際にその先生の指導を見ていると、
先生が生徒に投げかける言葉は全く生徒には届いていませんでした。
そもそも先生が、”若者言葉を使う”というだけで生徒の話しを全く聞かないので当然だと思います。

先生は心の中で『あなたの為なの』と思っているかもしれませんが、
自分が使う言葉を否定された生徒は、自分を否定されていると感じてしまう場合もあります。
そうなってしまうと信頼関係の修復は難しくなり、生徒は先生を拒否するようになります。

そうならない為にも、生徒の使う言葉に寛容で、生徒を理解しようとする姿勢が大事なのです。

先生だからこそ若者の流行りを勉強しよう

先生と生徒が若者言葉で話しているイラスト

若者言葉は学生の大切なコミュニケーションツールになっています。
僕たちがビジネス用語を使うようなものです。
そこに高尚も低俗もないと思います。

・その方が分かりやすいから
・略語になっていて簡単だから
・みんな使っているから


くらいの理由で使っています。

”PC” (パーソナルコンピューター)
”CA”(キャビンアテンダント)
”ASAP”(できるだけ早く)
"BtoB"  (企業間取引)
”OL” (オフィスレディ)


などなど使ったことがあると思いますが、学生もこれと同じように若者言葉を使います。

ビジネスの世界ではビジネス用語があることで会話がスムーズに進みます。
学生も若者言葉を使うことで会話をスムーズに進めているのです。

例えば、ビジネスマンと会話をして分からない単語が出てきた場合、その場で聞くか後日調べますよね。
そういった先生は多いはずですが、なぜか生徒が話す若者言葉を調べない先生が多いんですよ。
生徒の流行りに鈍感な人も多いですね。
先生は勉強家なはずなんですけど...

僕は言葉の意味が分からなかったり、流行っていることが分からなかったら生徒に直接教えてもらいます。
何も恥ずかしいことはありませんし、生徒も快く教えてくれます。
逆に生徒も教えて欲しいことがあれば聞いてくれるようになります。

生徒の流行りを知ることで生徒の言いたいことが分かり、生徒とのコミュニケーションがスムーズに取れますし、
笑いの幅も広がります。
真面目な先生ほど急に若者言葉を使ったり、流行ってる芸をすると生徒は先生のギャップに驚くと思います!
真面目さも大事ですが、時にはおちゃらけた態度も大事なのです。

生徒の流行りをいち早くキャッチして、生徒の会話の話題についていけるようになると
より密なコミュニケーションを取れるようになると思います!

若者の言葉や流行に鈍感な先生も、生徒の言葉遣いを受け入れて肯定的に接すると生徒も嫌な気持ちにはなりません。
生徒を理解するには、まず受け入れることから始めて見てみてください。

若者の流行りを集める方法

では、どういったところから若者の間で流行っていることを知るのかをお教えします。
僕の実体験からすると以下を押さえておくと、とりあえずは生徒の流行りについていけます。

YouTube

知る人ぞ知る無料の動画サイトです。
TouTuberやバンド・ボーカロイド・歌い手など若者に人気のコンテンツが盛り沢山です!
見ていても飽きませんし、是非休みの日に一度お気に入りの動画投稿者さんを探してみてください!
自分が好きなところから広げていく方が楽しいと思います!
音楽が好きならインディーズバンドやボーカロイドを聴いてみたり
お笑い好きならお笑い芸人やYouTuberから見てはどうでしょうか?

SNS

そして流行の発信地と言えばSNSです!
TwitterやInstagramなどで流行情報をキャッチしてください!

大概の流行りの情報はSNSで手に入ります!
是非上手に活用してみてください!

生徒に直接聞く

これが実際には一番早いかもしれません!
僕は生徒と談笑する際には
流行っているゲームやアニメなどをよく聞きます。
僕の知らないジャンルの話を聞けたりするのでとても勉強になります。
生徒に多く学んで欲しいと願うなら、先生も多く学ぶ姿勢が何より大事だと思います。

しっかりした言葉遣いは勿論大事ですが、僕はそれ以上に相手に伝わる言葉遣いが大事だと思っています。

若者言葉は略語が多く、少ない言葉でも相手に気持ちを伝えることができる便利な言葉だと思います。
普段言えない言葉も、なぜか若者言葉を使うと言えることもあります。

若者言葉も要は使い所が大事です。
一概に否定せずに一つの文化として受け入れてみましょう。

生徒を理解しようとする姿勢で接すれば生徒は応えてくれます。
その姿勢があれば、いつの間にか生徒とコミュニケーションが上手く取れるようになります!
もし生徒とのコミュニケーションで悩んでいるなら是非実践してみてください!

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